大阪から自走! 1泊2日でビワイチをしてきました!

 2021年9月9日。夏休みの期間を利用して友達と二人でビワイチをしてきました。去年も同じ時期にビワイチに挑戦したのですが、120キロの地点であえなくリタイアしてしまいました。今度こそビワイチを完走してみたいと思い、今年も挑戦することにしました。この記事は、自転車歴2年の私がビワイチをしてきて思った感想を書きます。これからビワイチをしようか迷っている人はぜひ参考にしてくれれば幸いです。

 

 1日目 大阪寝屋川市からスタート!

1日目は自宅のある寝屋川から11時にスタートしました。まず、淀川サイクリングロードを京都方面に向かって走ります。平日ということもあり、サイクリストは少なめです。

 1時間後ぐらいに御幸橋のさくら出会い館に到着。トイレ休憩です。

 そこからさらに京都方面に向かい、京川橋の近くまで来たとこで近くのマクドで昼休憩。このマクドは2年前にも来たことはあるのですが、その時私は片思いの人から連絡がなく落ち込んでいた時でMセットを食べられないほどでした(笑)今思えば思い出の場所です。(今回はおいしく食べさせていただきました(笑))

 

 しばらくして京都の河原町に到着。ホテルのチェックインまで時間もあるのでプチ観光しました。まずは八坂神社に向かいました。平日にもかかわらず多くの人でにぎわっています。

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 京都と言えば抹茶。私と一緒に来た友達も抹茶好きということもあって、おいしそうな店を探していたところ、辻利が経営しているカフェを見つけました。

 都路里 祇園本店というところです。友達は抹茶パフェ、私はわらび餅を注文しました。今まで食べたことのないような触感のわらび餅でおいしかったです。

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 さて、京都もお腹も満足したところで再出発です。山科までの坂道を超え、山科から琵琶湖までの坂道を超えようやく琵琶湖に到着しました。

 山科から琵琶湖までの道のりは少しややこしく、上り始めから1号線に出るのではなく、途中までは右わきにある住宅通りの道を抜けてから、途中で1号線に合流するルートをお勧めします。

 

 

 無事にホテルに到着しました。近くにあった草津の水春に行き、併設されているイオンで夜ご飯を食べました。ホテルに帰って晩酌。明日はビワイチか…と酒が回った頭で緊張とともに眠りにつきました。

 当日宿泊したホテルの写真です。

 

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 2日目 いざ、ビワイチ出発!

と言いたかったところですが、まさかの友達が一睡もしていないという事態。どうするか話し合った結果、とりあえず私は朝7時にホテルを出発し、友達は残ってホテルで寝るということにしました。ということで私一人でビワイチをスタートしました。

 

 今回は宿泊したホテルの立地の関係から、琵琶湖の南端、大津からスタートすることになりました。ビワイチとは、琵琶湖大橋より南の南湖は含まず、北湖のみの一周を指すのですが、今回は南湖半周、北湖一周というルートです。

 

 まずは琵琶湖大橋を目指します。ビワイチは反時計回りで走るのですが、スタート地点から琵琶湖大橋までは時計回りのほうが距離が近かったので時計回りで走りました。 

 しかし、時計回りでは道路に自転車の走行の青い目印がなく、道路自体も整備されていないところが多く、非常に走りにくかったです。ビワイチをするときは必ず反時計回りで走ることをお勧めします。

 

 8時22分、琵琶湖大橋に到着。交通量も多くすごく疲れましたが、琵琶湖大橋から見える絶景を見ると、そんな疲れはすぐに吹っ飛びました。

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 ここから、本当のビワイチ出発!琵琶湖大橋を下ってからは道路も整備されており、非常に走りやすいです。また、頻繁に歩行者通路に自転車専用通路も設けられているため、車線で走るのは怖いという方でも走りやすい環境ではないかと思います。

 

 琵琶湖大橋を出発して順調に進んでいくと、長命寺町の交差点に到着しました。ここでは道が二通りに分かれています。私は左側の彦根近江八幡線を走ることをお勧めします。なんといっても少し森の中を走るため、めっちゃ涼しいです。それに景色もきれいで琵琶湖をより楽しめると思います。

 

 1回目の休憩は近江八幡のファミマ。ここまで約25キロです。ポカリを購入。

 

 さらに20キロほど走り続けたところに、クラブハリエのパン屋さんを発見。ちょうどめちゃくちゃお腹がすいていたので寄り道。現在、10時50分。

 バームクーヘン入りのパンと味がついていない普通のパンを購入。個人的にバームクーヘンとパンはあまり相性が合わないと思いました(笑)

 店の外見は白で統一されており、すごくおしゃれです。二回にはテラスがあり、琵琶湖を一望しながらゆっくりすることができます。私は時間がないので、室内で食べて出発。

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 11時58分、長浜城に到着。写真では立派に見えるのですが、思ている以上に小さかったです。

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 長浜のセブンイレブンで水分補給。というのも長浜市から近江今津までの43キロの間はほとんどコンビニがなく、休憩できる場所は2つある道の駅ぐらいです。コンビニで補給色を買っていない人は、長浜なコンビニで調達してから出発することをお勧めします。

 

 また、長浜から近江塩津までは地平線のような一直線の道が永遠と続きます。私的にはここはかなりしんどいポイントです。何回もいったん座ろうと思いましたが、ようやくのところで道の駅 北湖みずどりステーションに到着。前回はここまで来てあきらめかけていたことを思い出しました。すこしは成長したなと実感しました。

 

 そこから、さらに進むとビワイチ唯一のヒルクライムポイントに到着。といっても斜度もきつくはなく、距離もせいぜい2キロ程度だと考えてください。

 登った先にはビワイチ生粋の絶景スポット!壮大な琵琶湖を肌で感じることができます。

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 14時、道の駅 近江塩津あぢかまの里に到着。ここまで約半分です。そろそろ昼ご飯を食べます。ビワイチのルートには道の駅がいくつかあるのですが、個人的にこの道の駅が一番好きです。ソフトクリームや売店、飲食も充実しています。中でもおすすめは鴨そばです。鴨からとれるだしが特に美味しかったです。

 

 ここで友達と無事合流することができました。ここから二人でビワイチ、スタートです!

 

 あぢかまの里から約20キロ。15時半過ぎに前回リタイアした近江今津駅に到着。空が暗くなるまでまだ時間はある。このままいけばビワイチ達成できるのではないかと希望が湧いてきました。

 

 途中から私が先頭に立ち、スピードを上げます。不思議なものですね。今回、私は100キロを超えたあたりから急に力が湧いてくるようになりました。追い風も影響いたと思いますが。

 

 15キロほど進んだところにビワイチの観光スポット、白髭神社が姿を現しました。琵琶湖の中に鳥居が建っています。その幻想的な光景から多くの人が立ち並んでみていました。

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 ここからまた地平線のような道が続きますがもうひと踏ん張りです。書き忘れてしまいましたが、近江今津駅から琵琶湖大橋付近まではコンビニがほとんどありません。補給色や水分補給を取るなら、近江今津駅のコンビニに立ち寄ることをお勧めします。

 

 19時、ゴール!ビワイチを無事走りきることに成功しました。最初はどうなるかと思いましたが、最後は二人そろってゴールすることができてよかったと思います。

 

 総距離 172キロ 所要時間 12時間でした。

 

 ビワイチを走り終えた感想

 ひとまず、無事にビワイチを達成することができてよかったと思います。道は少し凸凹のところもありますが、ほとんどは整備されており走りやすいです。さすが、県を主体にサイクリングを推しているだけのことはあると思います。

 また、道はほとんど平坦で若干の登りはありますが、大したことはないと思います。しかし、永遠と続くような平坦の道が数か所あり、途中で飽きてくる時もあると思います。

 ただ、全体として景色がすごくきれいでした。私はこれがビワイチの最大の魅力であると感じます。どこまで疲れていても、壮大な琵琶湖の景色を眺めるだけで頑張ろうと思えてきます。全国の人々、サイクリストを引き付ける魅力を兼ね備えている琵琶湖。是非一度ビワイチに挑戦してみてください!